新版 ドメスティック・バイオレンスへの視点
編者 | 日本DV防止・情報センター |
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定価 | 本体価格1,600 円+税 |
刊行年月 | 2005年 7月 |
サイズ | 四六判 |
ページ数 | 272 ページ |
ジャンル | 社会 |
ISBNコード | ISBN 4-88602-635-4 |
目次より
- 第1章 DVとは何か/友田尋子
- DV被害 男と女のいびつな日常 DVにむしばまれる家庭
- 第2章 虐待される女性たち――ジェンダー社会の中の暴力/川喜田好恵
- DVの現実 被害者の心理 なぜ、加害者と被害者が生まれるのか 被害者はなぜ逃げられないのか
- 第3章 虐待する男性たち/中村 彰
- DVの実態 暴力の背景
- 第4章 DVの危険にさらされている子どもたち/友田尋子
- 傷つきと再演技 四つの影響 トラウマとしてのDV体験 子どもの被害 家庭の中の危険
- 第5章 被害を受けたときどうすればよいか/川畑真理子
- 1相談する 2避難する 3生活を立て直す 4被害者支援の今後の課題――相談機関が真に機能するために
コラム:移住(外国籍)女性とDV被害…松崎百合子
- 第6章 法的にはどのような対応ができるか/長谷川京子
- 被害者のニーズとゴール 解決の主体、支援者の役割 子ども虐待とDVの関係安全の確保 加害者との身分関係の解消と損害の回復
コラム:従来の警察の対応の問題点…長谷川京子
- 第7章 被害女性へのケア/川喜田好恵
- DV被害とPTSD 被害者の手記より 被害者へのケアとその留意点
- 第8章 子どもへのケア/津崎哲郎
- 第9章 身体的・精神的健康問題へのケア/高田昌代
- 保健医療関係者がDV問題に取り組む必要性 DVが健康問題に及ぼす影響
DVに対する保健医療機関者の対応 保健医療関係者への専門職教育
DVに対する医療的な対応への展望
- 第10章 加害者プログラム/中村 彰
- アメリカの事例から 日本の事例から まとめ
- あとがき/片山三喜子