高僧たちの奇蹟の物語
著者 | 森 雅秀(金沢大学人間社会学域人文学類教授) |
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定価 | 本体価格2,000 円+税 |
刊行年月 | 2016年 3月 |
サイズ | A5判並製 |
ページ数 | 248 ページ |
ジャンル | 宗教・信仰 |
ISBNコード | ISBN 978-4-88602-204-2 |
目次より
- 第1章 奇蹟を起こす仏弟子
- 頭陀行第一 摩訶迦葉、 神通第一 目連、 智慧第一 舎利弗、
多聞第一 阿難、 仏弟子たちが飛来する物語、 『維摩経』の仏弟子たち - 第2章 玄奘、神秘の国にむかう
- 玄奘と『大唐西域記』、 不思議な聖遺物、 聖跡を見る、 仏法の衰えを示す、
瑞像という奇蹟、 奇蹟を伝える主役 - 第3章 天翔る太子
- 高僧としての聖徳太子、 誕生前後、 青年時代、 壮年期の偉業、
不思議な物語、 太子の最期とその後、 さまざまな物語、 典拠を探る、
太子絵伝の独自性 - 第4章 海を渡った高僧たち
- 『今昔物語集』の伝える高僧、 南都の学僧たち、 戒律を伝えた鑑真、
空海と最澄、 天台宗を受け継ぐ高僧 - 第5章 奇蹟の物語の終焉
- 法然の生涯と絵巻、 『法然上人絵伝』に見られる奇蹟、 仏となった法然、
来迎にあずかる人々、 一遍上人と奇蹟