朱鷺書房
本の詳細
タッピング・タッチ
タッピング・タッチ
冊数 :
著者 中川一郎
定価 本体価格2,000 円+税
刊行年月 2004年 9月
サイズ A5判
ページ数 224 ページ
ジャンル 心理
ISBNコード ISBN 4-88602-543-9
著者プロフィール
中川一郎(なかがわ・いちろう)
臨床心理学者、ホリスティック心理教育研究所・所長。
1957年、京都生まれ。1977年に渡米し、カリフォルニア州立大学バークレイ校(U.C. Berkeley) を卒業した後、1990年にニューヨークのローチェスター大学で臨床心理学博士号を取得。サンフランシスコ総合病院(精神科リハビリテーション部門主任)やアジアン・アメリカン・リカバリー・センター(臨床主任)などを経て、ホリスティック(全体性)心理学の研究と実践にたずさわる。
帰国後、立命館大学・心理教育相談センター(セラピスト)、関西カウンセリングセンター(顧問)、近畿大学工業高等専門学校(客員教授)、三重大学医学部看護科(非常勤講師)、三重県内スクールカウンセラーなどを経て、現在、ホリスティック心理教育研究所所長。心理療法、教育分析、コンサルテーション、スーパービジョン、講演・ワークショップ、気功・瞑想インストラクションなどを行う。熊野(紀伊半島南東)に在住し、ホリスティックな健康の実践や研修の場として「くまの元気広場」を運営。タッピング・タッチの開発者。
著書:「2000年危機から身を守る本」(分担執筆、洋泉社)「原子力の時代は終わった」(分担執筆、雲母書房)、「タッピング・タッチ−こころと体の元気づけの技法」(元気広場出版)
目次より
序章 タッピング・タッチへの招待
タッピング・タッチを初めてした人たちの感想
第1章 タッピング・タッチのABC
1 タッピング・タッチ考案のプロセス
2 開発において考慮したポイント
3 四つの治癒的要素
4 ホリスティック(全体性)心理学の概念
5 タッピング・タッチはどのようにホリスティックか?
6 タッピング・タッチの効果
第2章 タッピング・タッチをやってみよう
1 タッピング・タッチ――お互いにしあう基本の型
2 セルフタッピング――自分でする型  
3 ケア・タッピング――相手をケアする型
4 利用における注意点
5 Q&A
第3章 タッピング・タッチの応用
1 タッピング・タッチの日常的利用
2 タッピング・タッチの専門的利用
(1) カウンセリング・心理療法
(2) 教育・スクールカウンセリング
(3) 介護・福祉
(4) 医療・看護
(5) その他の利用
第4章 タッピング・タッチの本質とポテンシャル
1 タッピングによる皮膚や脳への刺激
2 「あやし」との類似点から見えるタッピング・タッチの本質
3 「グルーミング」との類似点
第5章 ケアとしてのグルーミングとタッピング・タッチ
1 ケアしあうことは自然で必要なこと
2 ケアしあわなくなってしまった人間社会
3 なぜケアしあわなくなってしまったのか?
4 ケアしあわなくなってしまった私たち人間は?
5 こころを癒すタッピング・タッチ
6 人間―グルーミングを忘れてしまったサル
7 タッピング・タッチ――お互いをケアしあうための自然な営みとして